大田市で一戸建ての査定・売却など不動産のことなら「有限会社タウン企画」にお任せ！

必要書類の準備

マストで必要な書類

• 本人確認書類
• 権利証、もしくは登記識別通知

あった方がスムーズに査定が行える書類

• 購入時の売買契約書や建築請負書、重要事項説明書
• 固定資産税納税通知書
• 公図
• 測量図
• 住宅ローンの残高証明書

用意が出来れば、査定額が上がる可能性がある書類

• 住宅性能評価書
• 耐震診断報告書
• アスベスト使用調査報告書
• ホームインスペクション（住宅診断）報告書

修繕必要箇所の把握

売りたい家の修繕必要箇所は、査定を行う前に把握しておくことが大切です。
以下のような不具合がある場合は、買主に事前に伝える義務があるため、覚えておきましょう。できるならば修繕することをおすすめします。

• 設備の故障
• シロアリ被害
• 雨漏り
• 壁のへこみや穴
• 床のへこみや穴、きしみ
• ドアや窓が開閉しづらい

リフォームやハウスクリーニングは不要

修繕できる箇所は、なるべく対応しておいたほうが査定額も上がる可能性がありますが、経年劣化による「壁が汚い」「床が傷だらけ」のような場合は、修繕やクリーニングをする必要はありません。なぜなら、リフォームにかかった費用の全てを売却金額に上乗せできるわけではないからです。

戸建てと土地は「境界」が明確か確認

査定したい戸建てや土地と、隣地との境界が明確かどうか確認しておくといいでしょう。境界が不明瞭の場合、隣地所有者とのトラブルのリスクがあるため、「境界標がない」「塀やフェンスがなくて隣地との境界が曖昧」というケースは、とくに境界確定の有無を確認しておくべきといえます。

土地の評価価格の基準

土地の評価は、相続税路線価（国税庁のHPで確認できます）を用いて行います。
路線価は、その土地の道路の前に数字が振られており、（千円／m2）で表された土地の単価です。路線価が振られていない地域は倍率地域と呼ばれ、土地の地区に、1.1や1.0といった倍率が記載されており、土地の固定資産税評価額に倍率を乗じたものが相続税評価額となります。

土地の相続税評価額は、時価の80％が目安になっており、実際に売却したら時価が100万のような土地でも、相続税評価は80万円くらいになります。

基礎控除額との比較は、この80万円を用います。

土地の分割方法

財産を分ける場合は、まずは分割にする必要があります。平等に財産分割をするには、評価の目線を揃えることが必須です。土地であれば時価の80％で評価を受けることになるため、80万円の評価額の土地であれば、100万円の資産価値を持っていることになります。

例えば、土地80万円と現金80万円あるとして、Aに土地、Bに現金の分割をしたとします。しかしながら、時価に直すとAは100万円の資産を引き継ぎ、Bは80万円の資産しかもらえていなかったということになります。

ここで、両者が納得した場合はいいのですが、納得しなかった場合は、土地を売却して現金100万円に変え、この100万円とBの受け取った80万円を合計した180万円を、割って90万円ずつ分割するという方法があります。
このように、分割方法の一つとして、相続をした土地を現金化した後に分割するということがよく行われます。

相続した土地の評価額が定まらない場合はどうすればいい？

評価額が定まらないとき、話し合いで穏便に解決できれば問題はないのですが、それぞれの主張がぶつかり合い、最悪の場合相続争いに発展してしまうこともあります。そんなときは、不動産会社に算出してもらうのもひとつの手でしょう。売却査定額を算出してもらうことには、滅多に費用もかかることもない上に、土地を現金化したい場合も、すぐに相談できる不動産会社とつながりをもつことができます。